コイケの日記

テキトーに雑記していきます

日大が20時からわざわざ記者会見やったけど言い訳ばかりで中身が無い。

日大アメフト部の悪質タックル問題。どんどん事態が大きくなっていってます。

タックルをした学生が顔出し・実名で記者会見したのには驚きました。

全国に名前と顔を知られてしまって、これからの人生、今回の事件が

必ず付きまとうかと思いますが幸せにやっていけるんでしょうか。

ヤフコメなんか見てると、「彼も被害者だ」と庇う意見もあれば

「加害者に変わりない」と批判する意見様々。

私個人的には、同情の気持ちのほうが大きいです。

彼を批判する人の意見では「やっていい事と悪い事の判断は出来るはず」

「殺せと言われても従うのか」というコメントが見られますが

そんな理屈が通用しない状況だったと思われます。

普通の監督・選手という関係ならともかく、日大の絶対的な立場にある

内田氏から反則の指示をされた時点で彼のアメフト人生は終わっていたのです。

断ったら干されてアメフト選手として終わり、従ったところで今回のように

問題になって終わり。目をつけられて、不運にもあのような指示をされた時点で

彼のアメフト人生は終わっていたと思います。

大学の有望な選手はスポーツ推薦で入学するケースが多いです。日大アメフト部のような

全国一を争う所でも恐らく推薦入学している学生は多くいると思います。

今回の学生がどうだったのか知りませんが、日本代表クラスらしいので

恐らくスポーツ推薦ではないでしょうか。

そんな人にとっては、クラブを辞める=大学を辞める=人生堕落みたいなところが

あるので、監督の指示に逆らうことは人生が終わると言っても過言ではないかと思います。

私も大学時代、あるクラブに一般で入部してまして、スポーツ推薦で入った同級生が

監督に逆らい大学を辞めていきました。その後彼がどうなったのか不明です。

そんな経緯もあって、監督の指示に逆らえなかった学生の気持ちは良く分かります。

そんな彼が実名・顔出しで記者会見をしたのは非常に好感が持てましたし、

今後の人生、頑張って生きてほしいと思います。

対照的な言い訳がましい日大側の記者会見

学生の記者会見をうけて、昨日の20時からわざわざ日大側も記者会見を行いました。

中身はというと、学生のコメントに対して必死に弁解しようとする

見苦しい言い訳だけの内容でした。

相変わらず反則の指示はしていないと言っているだけで、何の意味もない会見でした。

 

反則しろとは本当に言ってないかもしれません。後ろからタックルしたプレーは

監督・コーチにとっては本当に想定外の行動だったのかもしれません。

ただ間違いなく「よくやった」という気持ちがあり、もっとやってしまえという気持ちが

あったからこそ、すぐに彼を止めなかったし退場処分になった彼を労ったような

行動につながったのだと思います。

監督・コーチが彼のあのような行動を望んでいたのは間違いないと思われます。

まあ、人間ですからね。強力なライバルが怪我したら表向きは「戦えなくて残念」と

言いますが内心「ラッキー」と思うのは人間として当然の心理だと思います。

今回の事件は、そんな人間の醜い心情が現れた事件ではなかったかなと思います。

 

                                   以上